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第16回進化経済学会大阪大会

第16回進化経済学会大阪大会
大会プログラムはこちらへ
日時・場所 日時:2012年3月17日(土)-18日(日)

場所:大阪府寝屋川市摂南大学

会場へのアクセスはこちらをご覧ください。

大会テーマ 「グローバリゼーション下の繁栄と格差」
9時50分から開会の挨拶を第1会場(1061教室)で行います。
参加者の方は、一旦、第1会場にお集まりの後、各分科会会場においでください。
★本大会から参加費を徴収することが,理事会で承認されました。★
したがって、参加会員には2000円院生会員は1000円)を
いただくことになります。

報告者(ポスターセッションを含む)の方へ
報告時の大会会場設備について

・パワーポイント使用
 各会場にはPCが1台設置されています。そのPCに内蔵されているPower-Pointは、2007年版か2010年版です。

会場設置のPC使用の方は、ファイルを2007年版に合わせてお作りください。そうでない場合は、ご自分のPCをご持参ください。

・コピー機使用
 当日、会場ではコピー機の使用はできません。紙媒体での資料は、前もって報告者自身で作成ください。
Call for Papers   
テーマ:「グローバリゼーション下の繁栄と格差」
 2011年3月11日に起こった東日本大震災は、日本の社会・経済体制のあり方に大きな反省をもたらしました。第一に、エネルギー政策の見直しがされています。CO2排出を抑えるため、化石燃料を減らして原子力発電を増やす政策がとられてきましたが、その原子力発電所が破壊され、放射能汚染が広まってしまいました。発電コストが低いとされてきた原子力発電事故の処理に、膨大なコストが掛かることは疑いありません。
 しかし、そればかりではありません。震災が起こり、東北地方の工場が稼働停止になると、大企業の製造ラインも操短ないし休業を余儀なくされました。これらの工場からの部品の供給が止まったためです。つまり、他では容易に代替の効かない部品が、これらの工場で生産されていたわけです。しかし、それほどの技術力のある工場が立地していながら、東北地方は、平均的には所得の低い地方なのです。企業間分業の重要な一環と低所得とのこの落差に、改めて驚かされます。しかし、ここには現代日本の社会・経済体制の縮図があるように思えます。つまり、グローバリゼーション下で大企業が輸出向け製品を造り、成長の動力としている一方で、所得の低い階層や地域が存在するという構図です。
 また、震災・原発問題は、住民の生活基盤にかかわる基礎自治体と地域コミュニティをも試練にかけています。それでなくても過疎高齢化が進んでいる被災地地域における生活・経済基盤の再建、人間関係の希薄化した都市における防災・緊急医療・ライフライン確保の課題が示されました。こうした地方・都市の安全面においても、地域格差と所得格差が影響しています。
 他方、世界に目を転じれば、成長の中心アジア地域に集中したかの観があります。アジア地域の各国も、グローバリゼーションの下で成長を続けています。しかし、ここには非資本主義的社会の存続もみられ、これを一挙に破壊すれば大量の貧困層が生まれる可能性があります。
 このような繁栄と格差の現実をどう捉え、それに対応する政策を、国際関係・国民国家・地域の各レベルでどう立てればいいでしょうか。政策ばかりでなく、企業や諸個人は、どのような行動をとればいいでしょうか。国民経済体制の転換や企業の進化、あるいは制度の多様化といったダイナミズムを様々な角度から実証的、理論的に把握しようとつとめてきた進化経済学は、以上のような社会・経済的課題に対して、有効で包括的なモデルを提示する能力をもつものと考えられます。
 本年度の大会では、以上のような進化経済学が果たすべき役割を認識し、かつ幅広く多様な課題を議論するために、「グローバリゼーション下の繁栄と格差」をテーマとしました。会員の皆様の積極的な報告を期待いたします。
 もちろん、本大会ではテーマに関連する報告のみではなく、従来から会員の皆さまが探求してこられた進化経済学の諸分野の研究に関する報告も歓迎致します。口頭セッションの区分や名称は、公募受付終了後に確定しますが、応募のご参考までに例として以下のテーマを挙げておきます。
1. 資本主義の多様性
2. 地域の産業集積
3. 制度補完性と経済・組織の進化
4. コーポレートガバナンスと企業進化の多様性
5. イノベーション・システム
6. 貨幣・信用システムの進化
7. 制度と政策
8. エネルギー問題とそのガバナンス構造
9. U-Mart
10. 人工市場
11. マルチエージェントモデル
12. 経済物理学
13. 社会経済実験
14. 観光学
15. 思想/経済学史的アプローチ
16. 制度学派の進化論
17. 自由論題
           企画セッション
18. 震災問題を考える
応募方法 全国大会報告を希望される方は、下記の5項目を全て記入した応募ファイルをメールに添付して、8月31日までに、大会事務局(jafee.osaka@gmail.com)にお送り下さい。
*応募書類はPDF形式、またはMicrosoft Word の .doc形式とし、.docx形式はご遠慮ください。
ファイル名は「氏名1.doc」または「氏名1. pdf」としてください。
  例: 「進化史太郎1.doc」
(1) 報告の題目
(2) 氏名
(3) 所属機関と連絡先
(4) キーワード(3~5個)
(5) 報告要旨(1200字以内
電子メールの「件名」欄には、「大会報告応募(氏名)」と記入し、
メールの本文には、以下の事項をお書きください。
  連絡先
(1)勤務先住所
(2)勤務先電話番号
(3)勤務先e-mailアドレス
(4)自宅住所
(5)自宅電話
(6)自宅e-mailアドレス(勤務先と異なる場合)
大会報告論集の原稿について
A4版20ページ以内の原稿を送付してくださるよう、お願いいたします。
様式は、PDFファイル(推奨)またはMicrosoft Wordのdocファイルでお願いいたします。
(docxファイルはご遠慮ください).
文書ファイル名は、「氏名2.pdf」または「氏名2.doc」としてください。 
 例:「進化史太郎2.doc」
原稿は『進化経済学会論集』(CD-ROM版)に掲載します。
原稿をe-mailに添付して、「件名」欄に「論集原稿(氏名)」と記入して、大会事務局までお送りください。
送付締切日:2012年1月10日(火)17時(厳守)
期日を過ぎますと、大会論集に掲載できないことがありますので、ご注意ください。
送付先:第16回大会事務局
 E-mail:jafee.osaka@gmail.com
なお、1月13日(金)までに着信確認メールが届かない場合は、お手数ですが確認要請のメールをお送り下さい。
ポスターセッションについて
なお、本年度大会においてもポスターセッションを予定しています。
           ポスター報告を希望される方は、
a. 報告の題目
b. 氏名
c. 所属機関
d. キーワード(3~5個)
e. 連絡先
  連絡先
(1)勤務先住所
(2)勤務先電話番号
(3)勤務先e-mailアドレス
(4)自宅住所
(5)自宅電話
(6)自宅e-mailアドレス(勤務先と異なる場合)
を電子メールにて大会事務局までお送りください。
送付締切日:2012年1月10日(火)17時(厳守)
電子メールの「件名」欄には、「ポスター報告応募(氏名)」と記入してください。
※ポスターセッションの報告形式について→こちら(印刷用PDF)
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